■Nicolas@三軒茶屋
2018年2月
土曜日
晴れ
■ニコラ (Nicolas)
16~24時営業/火水 定休
三軒茶屋駅から徒歩5分
16時開店というのが意外と自分の都合にハマらず、中々チャンスが無かったニコラさん。
やっと伺えました。
パン屋さんの真横にひっそりとある細い階段を登ると、2階にお店のドアがあります。
開店時間までこの階段の電気もつかないので、関係者以外立ち入ってはいけないような雰囲気。
15:50着
入口を確認しておこうと、外の通りから階段を覗くと、既に1組並んでいた。
近くの文房具店を覗いて時間をつぶし、15:59に戻る。
ほどなくオープン。2組目で入れたので好きな席を選べました。
カウンター4席、2名掛けが5席?、4名掛けが1席。
開店前の行列までは出来ていなかったものの、皆さん時間ぴったりに狙ってきた(私たちと同じように近くをフラフラしていたのかな?)ようで、オープンから2分ほどで満席。その後も続々とお客さんが来店していましたが、残念ながら断られていました。
人気になるのもわかります。
まず店内がとっても素敵。
ほどよく薄暗い照明で、心が落ち着きます。
間接照明や、モビールや壁に貼られたポスター等のセンスがとてもツボ。
いくつかお部屋のある家に住めるようになったら、寝室はこんなテイストにしたいな。
寒くなかったので借りませんでしたが、あたたかそうなひざ掛けが自由に取れるように置かれていました。こういう気遣いも嬉しい。
★苺のグラスデザート 680円
グラスに苺のシャーベットやらなんやら、いろんなものがたくさん。
それぞれで食べても美味しいし、全部一緒に食べても、もっと美味しい。
タルト生地の上に他のものを乗せているタイプのタルト。
いよかんの瑞々しさと少しの苦みがとっても美味しい。
金柑は甘く煮たもののようで、どちらのフルーツもマスカルポーネクリームにとても良く合う。
土台のタルトはザクザクでしっかり食べごたえがある。
ニコラさんのタルトは、SNS等にあがった写真でよく拝見していました。
季節のフルーツがそのつど美しく使用されていて、いつもいつも本当に美味しそうです。
そのうち1つが食べられて嬉しかった^^
★シャンパンパーティ 750円
ポット提供。
とっても可愛らしい品物名と、「マスカットなどを使用したフルーツティ」というような説明書きに惹かれて。
マスカットの風味が強く、甘くてとっても美味しかった。
お店の方は、男女で御二方いらっしゃいましたが、どちらもとても丁寧で、優しい距離感でした。
混んでいるのでお待たせしますと初めに断って頂きましたが、注文から15分程で提供。
個人的にはあまり待った気がしませんでした。
お店を好きになるのって、ほんの小さなポイントが寄せ集まって(自分の心が)決めているんだなあと、ニコラさんで実感しました。
ひざかけが用意されている、とか、本が置かれている、とか、テーブルやイスが好み、とか、飲み物がおいしい、とか。
1つ1つはそれほど特別ではないこと、「やろうと思えば出来るよ」ということかもしれませんが、それがたくさん集まれば集まるほどに好感は高まり、感動に変わります。
そういう場所をこれからも見つけて行きたいし、その1か所1か所を大切にしようと思います。