ロンドン→リスボン【easy jet】利用レビュー&ロストバゲージの危機!?

  • easy jet

イギリスのLCCの航空会社です。

 

2018/09/

17:20発 【ロンドン】ガドウィック空港 

20:10着 【リスボン】ポルテラ空港

 

で使用しました。

 

予約方法やチケット購入などは割愛して、搭乗した当日の体験談を記載します。

 

 

チェックイン:

easy jetは事前のwebチェックインが必須です。

 

LGW(ガドウィック)空港の指定ターミナルでは、チェックインカウンターのようなものは見当たりませんでした。

必ず全員webチェックインさせるなら必要ないですもんね。

 

 

預け荷物(大きいキャリーケースなど):

空港に到着したら、セルフサービスで処理します。

LGW(ガドウィック)空港の指定ターミナルにつくと、すぐにeasy jetの看板がたくさん目につきますので、探して迷うことは無いかと。

 

端末操作はそこまで複雑ではありませんが、もちろん英語表記なのでちょっと手間取りました。

手間取りつつも、友人は比較的スムーズに終了。

私自身は、自分のズッコケなミスがあり、あわや大惨事でした。(※下記にて)

 

端末はズラリとたくさん並んでいるのですが、昼の時間帯だったからか、利用者がとても多く、常に待ち列が絶えませんでした。

 

また、たくさんの端末・たくさんの利用者に対し、見回ってくれるスタッフは数名のみ。

 

何かしらの要因でエラーが出てしまう方が意外と多く、そのたびにスタッフ待ちで、その端末の回転は止まってしまう…スタッフも1つ対処してはまた次の、と忙しそうで、これも行列の原因になっていたかも。

 

  • ベルトコンベアーに荷物を載せ、パスポートをスキャン。
  • 「危険物入れてませんか?」「追加のサービスはいかがですか?」などの確認項目にチェック
  • タグが出てくるので、粘着部分をはがし、荷物の持ち手部分にしっかり付けます。
  • 「send」ボタンでベルトコンベアーが動きます。またねmyバック!
  • 最後にレシートが印刷されるので受け取って、終了。

レシートは何かあった時の荷物の控えになるので、目的地で荷物を受け取るまでは無くさないよう注意。

 

 

サービスなど:

アメニティや映画・音楽・ゲームなどのサービスはもちろん無し。

日本のLCCに乗ったときと同様、機内への飲食物の持ち込みはダメ!なのかと思いきや、飲み物を持ちこんで機内で飲んでいてもOKなようでした。

 

スタッフについては、疲れていて半分近く眠っていたこともありますが、特に印象に残っていません。可もなく不可もなく。

 

唯一覚えているのは、真後ろの座席の方が有料の飲み物・食事を購入するとき、スタッフとやり取りをしていたのですが、男性スタッフの声があまりにも大きかったこと。

寝ていたところ、声で起きました。

大きな声がそばでするので眠れず、会話終了を待っていたら、しばらく続くので「早く終わってくれ~」とイライラしてしまいました。

 眠かったので八つ当たりでしかありませんが…笑

 

 

※私の起こした大惨事未遂は…

 

友人とは離れた列に並んだ

最後にレシートが出てくることを知らなかった為、荷札を巻きつけている時点で「あれ?普段だったらこのタグの一部をはがして、搭乗券の裏に張り付けてもらってるよね?じゃないと、控えが何も無いよね」と不安になる。

後ろに並んでいた親子に、英語も話せないのに質問。

金髪美女レディな娘さんが、親切にもいろいろ手伝ってくれようとする。

私「この荷札の一部が欲しい!」

同じようなバーコードシールが何枚か続いていたので、

「これはがしていい?」

レディ『これそはがして持って行く必要はないけど、持っていたいならはがして大丈夫だよ』

はがして私の手に持たせてくれる。

Send!

レディ『これでOK!もう終わって大丈夫だよ。have a nice dar!』

 

嬉しい気持ちで別れ、友人の元へ。

しばらく待っているうちに、先程の列でレディとお母様が困ってスタッフを呼んでいる。

 

嫌な予感がして戻ると…

 

私がSend を押した後、最後まで終了させていない(レシートも取っていない)状態で、次のおふたりが端末を操作し始めた結果、おふたりの荷物まで私の荷物扱いになってしまったのでした…

 

行先も違うのに、レディとお母様の分まで「私の名前+ポルトガル行き」の荷札が印字され、危うくsendされるところでした。

 

突然呼ばれた男性スタッフ(若いお兄さん!)は状況を把握するため、レディたちにも、私にも同じように質問を投げてくれます。

 

レディたちはもちろん英語でスムーズに意思の疎通をしていましたが、私は何の会話をしているかまったくわからず。

 

お兄さんの質問(唯一理解出来たのは「あなたたち3人はグループ?」くらい)に対して、「no」とか「my bag is already send」とか「just one」とか文法もなにもないことを繰り返し伝えました。

 

中学校で習った現在形・過去形とか、英単語とか、接続詞とかは本当にどこいっちゃったんでしょうね…笑

今思えば、あのアジア人は何事かと周りの人たちの注目を集めていたと思います。お恥ずかしい。

 

必死に単語を唱える私の話を、お兄さんも親子も真面目に聞いてくれました。

 

そんで結局はお兄さんがこの処理自体をキャンセルにして、親子の荷物を 取り返して「もう一度はじめから」、私には笑顔で「あなたの荷物はとにかく大丈夫!」と伝えてくれて終了しました。

 

とても誠実で良い人たちでした。

私が英語が全然ダメなのに気づいても「こいつダメだ、話通じね~」で適当にあしらうのではなく、はっきりと繰り返し質問してくれたり、私の英単語を聞いてくれたり、ことが無事終わったときも「大丈夫だよ!××××××したから~~~」みたいなことを言って安心させようとしてくれました。

 

お兄ちゃんにも、レディにも、お母様にも、「I’m sorry」「thank you so much」だけはしっかり伝えたい!と思いましたが、それに対しても3人とも笑顔でノープログレム、ユアウェルカム。

 

話せないことが苦しく恥ずかしくも、素敵な人たちに誠実に向き合ってもらえたことが嬉しく、だからこそ申し訳ない出来事でした。

 

この場面だけでなく、そういう人たちにはたくさん出会いました。

話せない私と一生懸命コミュニケーションを取ろうとしてくれて、楽しんでくれる人、向き合ってくれる人は世界中にたくさんいます。

 

こんなことがあって、申し訳ないと言うなら英語を勉強しろ、というご指摘…その通りです…がんばります

 

 

 

※余談※

最大の感謝をしつつも、時が過ぎるにつれて不安が再熱し、飛行機に乗っている間はロストバゲージが気になって仕方ありませんでした。

 

「キャンセルしてたけど…、私の取引が終わってない状態で続けたからおかしくなってて、その取引全体をキャンセルしてたなら一番初めの私の荷物は?あれもキャンセルされたなら、ベルトコンベアーで運ばれた先で持ち主不明になってたりしない!?」

 

考えれば考えるほど、絶対に(荷物が)たどり着いていない想像しか出来ず。

 

ポルトガルに到着して、結果が気になって仕方ないのに、最後まで焦らされる。

 

遅い時間で疲れている体×長蛇の列で回転も悪い入国審査(×我々3人に関しては48時間近くシャワーも浴びていない不快感)=どよ~んとした空気、多国籍な大勢の人間が集まっているにもかかわらず誰も口を開かないので、悪い意味で超静かなポルテラ空港での待ち時間…

 

1時間ほど長蛇の列に並んで、やっと入国審査を終え、荷物を回収しに。

 

そしたらありました。

何事も無く、私の荷物が流れてきました!

 

疑ってごめんよ~!お兄さん&easy jet!

 

但し、例のトラブルは関係ないでしょうが、myキャリーケースはべっこりと凹んで返ってきました。

これまで7年間、11回の海外旅行で初めての経験です。

 

ひらいた状態の見た目ではあまりわかりませんが、片方が変形した為、両方を合わせて閉めようとするにも、閉まらない。

 

力を入れてもう片方もズラし、しばらく格闘するとカチッと合わせて閉めることが出来ますが、閉まった状態でも上部に隙間が出来てしまいます。

 

まあこんなこともあるよね。

通常時だったらそれなりにショックだっただろうけど、ロストバゲージのつもりでいたから、手元に戻ってきただけで嬉しいと思ってしまった。

 

隙間もモノが飛び出るほどには大きくないので、帰りのポルトガル→イギリスも、イギリス→日本も、キャリーちゃん頑張って一緒に帰ってきてもらいました。

 

オツカレ!