八月の鯨@渋谷
映画にちなんだカクテルを出してくれるバー。
酒の耐性弱めな2人組で行ってみた。
2017年11月
木曜日
小雨
■八月の鯨
渋谷駅ハチ公口から徒歩5分
21:00着
オープンが19●年とそれなりに歴史があるけど、客層は若者の2人組やグループが多いのでとてもカジュアルな印象。緊張しない。
無愛想なバーテンさんを想像して行ったけど、皆さん親切だったのでバーに不慣れでも大丈夫な感じ。
地下1階と2階に店舗があるが、この日は機械メンテナンスの為、地下1階はクローズ。
席の間隔は近めで、1席1席も狭め。
店内の内装がとても素敵。薄暗くて温かみのある照明。
事前にインスタの投稿で様々なカクテルをチェック。
素敵なものがたくさんあったけど、どうせなら見たことないものを飲みたい気持ちがあり、好きな映画の中から投稿が無かったものを選んで注文。
注文した品物の別途にチャージ料500円がかかる。
結構良心的な値段かも。
★ガタカ 850円
【映画あらすじ】●●
(写真右)
注文時に確認したら「アルコールの強さとしてはワインと同じくらい」とのこと。
私にとっては注意してちょっとずつ飲まないとダメな強さではあるものの、味がおいしいので飲みやすい。
柑橘系の果物の皮が くるんっ とした状態でひっかけられていてオシャレ。
この くるん は、作中のあるドキドキハラハラなシーンで登場する螺旋階段にも、DNAにも見える。
飲み物自体の色が赤いのも、血をイメージしているのかな。
★ライフアクアティック 850円
【映画あらすじ】●●
(写真左)
ジュースのように飲みやすく、美味しい。
飲み物自体が水色なのは海のイメージとわかるけど、単純に青にするのではなく、水色と黄色で爽やかなのが、この作品のゆるーく、良くも悪くも可愛らしい感じにピッタリ。
グラスの渕に刺さっていたラズベリーは色味も形も、登場人物たちがかぶっていた赤いニット帽にそっくり。
使われていたグラスの渕が直線ではないのも、海の波のようでかわいい。
★タイピスト 950円
【映画あらすじ】●●
シャーベットのようなスムージーのような。
飲み物というよりデザート感覚で甘くておいしい。
ほんのりお酒の風味を感じるかな?ほとんど実感無し。
刺さっていたスプーンがバラのデザイン。(主人公の名前がローズ)
タイピストを1杯目に頼んだら「時間がかかる商品なので、2杯目以降でお願いします」と言われた。
2杯目に注文したら、タイミングが良かったのか5分程度で出てきた。
『時間がかかるというより、利益率の低い商品だから、これ1杯で帰られると困るのかな?』と勝手に想像した。
しばらく経って、隣の席の人がタイピストを注文したときは「時間がかかる商品なので、注文の入り状況によってはお受けできません…確認してまいります。」と。その結果、断られていた。
2人で3杯飲んで、50分程度でサクッと帰るのがすごく良い感じだった。
夜ご飯を食べてから向かったので、飲み物以外は頼まなかったけど、スナック菓子、ナッツ、果物なども豊富でどれもそこまで高い値段じゃなかった印象。
周りの人はもっとゆっくり語らってるようで、見渡す限りでは、カップルもしくはカップル一歩手前が多いような感じ。その次に女性グループ。
本気で映画が好きな人たちはあまりいない気がした。
店内は混み合っているのでざわざわしていたが、あくまでもバー、基本的に落ち着いた雰囲気なので、大人数で大声でガヤガヤ盛り上がるのは×。